~エンディングノート~

近年、身近なものになりつつあるエンディングノート…
この言葉が日本に登場したのは1991年。
セキセーの創業者石原氏が「マイエンディングノート私の準備ノート」という本を出版し、世に広まったと言われています。

そんなエンディングノート、どうしても死をイメージされることが多いのですが…

それは違います!

「死に向かう」ものではなく、これまでの人生を振り返り、自分の足跡を残すもの。
そして、残された家族の悲しみを和らげることができるとても前向きなツールなのです。

先日も、当LOUNGEへお越しのお客様がこんなことを仰っていました…
「両親の前に、まず自分が相続に触れるためエンディングノートを書こうと思います!」。
なんでも、相続の話し合いにかたってくれない父親に、自身がエンディングノートを書くことで相続と向き合う姿勢をみせたいとのことでした。

相続の話には、どうしても親と子の世代でギャップがあります。
その差を埋めるため、このお客様のようにエンディングノートを活用するのは、
とても前向きで素敵な案だと思いました。
遺言書と違い、エンディングノートには過去の思い出や死後の希望、家族や友人へメッセージなどを書き残すことができます。
ご家族と一緒に楽しい思い出を振り返りながら、少しずつ相続に触れてみるのもいいかもしれませんね。

しかし、ここで注意点が!

遺言書と似ているエンディングノートですが…法的な効力はありません。
死後の希望などを記すことはできても、強制的な力を持ち合わせてはいないのです。
もし、ご両親やご自身がもっと相続に触れたい、意思を確実なものにしたいと思われたなら、
遺言書作成をお勧めいたします。

その際に、なにかお困りごとなどございましたら、
私ども相続LOUNGEの受付スタッフまでお申しつけくださいね♪

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