50代の終活

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お盆が過ぎたとは言え、まだまだ暑い日が続いていますね。
神社に行くと、可愛い色鮮やかな『水みくじ』なるものが目にとまりました。
水につけると文字が浮き上がるのだそうです。
夏にぴったりで、見ているだけでとても涼しい気分になりました。

さて、最近『50代の終活』という言葉をよく聞きます。
「50代で終活は早いよね」という意見もありますが、最近はそうでもないようです。
『終活』と聞くと、ご高齢の方が身の回りを整理する、というイメージがあるかもしれません。
身の回りを整理する、といえば、断捨離、ミニマリストといった言葉が連想されます。
ある方が『自分の物を整理しておかないと、子供に迷惑かけることに気がついたのよ』とおっしゃっていました。
自分にとって思い入れのある写真や服や物たちでも、残された人にとって必ずしも大事な物になるとは限らず、悩みながら片付けなければならない対象になるのです。

その方は、ついでに家も財産も早めに整理して、相続対策をしているそうです。
そう考えると、早めの終活はいい事ばかりのように感じます。
50代というのは、子育てがひと段落したり、体調や仕事の面でも変化が多く、改めて自分の人生を考える機会が多くなるため、身辺整理も兼ね『50代の終活』という言葉が誕生したのかもしれませんね。

これからの生活に合わせて、改めて頭の中を整理すると、これからも必要なもの、そうではなくなったものが見えてきて、人生の新たな発見があるかもしれません。
そのため、『50代の終活』というよりは、『50代からの将来』を考えてみてはいかがでしょうか？
相続についても、自然に身近に感じられ、心身とも整理整頓ができていれば、将来の安心感に繋がるのではないかと思います。
ぜひお試しになってみてください。