遺産相続トラブルについて

お盆が開けて、夏休みも終わった、という方も多いのではないでしょうか?
気のせいかもしれませんが、今週になって、ふと朝の風が違うのを感じました。
こんなに、異常気象だ、と言われている中でも、お盆を過ぎると、ちゃんと季節が進んでいるのかな、と思うと、少し安心しました。
しかし、まだまだ暑い日が続くようですので、引き続き、お体ご自愛くださいね。
先日、博多駅前広場で、突然赤い花が目に入ってきたので近づいてみるとサルスベリ?の様でした。普通の木だと思っていたので、可愛い花をたくさん咲かせていてびっくりしました。
7月から9月に咲くそうで、夏の暑さに負けず、元気に咲いていて嬉しくなりました。

KITTE

さて本日は、相続が発生した際に起こるトラブルの中でも、大変多い、【遺産相続トラブル】について少しお話させていただきます。

なぜ遺産相続トラブルが多いのでしょうか。

『遺産で揉めるなんてうちにはありえない』
『揉めるようなお金なんてないし』
『うちは兄弟姉妹仲がいいから』
このような理由で、関係ないと思われている方も多いと思います。
遺産相続という言葉には、お金持ちしか縁がない、というイメージがあるのかもしれません。
でも実は近年、遺産相続トラブルの多くは中流家庭で起こっている、と言われているのです。
遺産総額5000万円以下のご家庭で、この10年、増えてきている、というのです。

では、遺産相続トラブルの原因は何なのでしょう?

その理由の一つに《遺産の中に不動産が含まれていると揉めやすい》ということです。
不動産は、売ったりして換金できればきれいに分けられますが、相続人が2人以上の場合、分割方法で揉めることが多いようです。
分けられないのであれば、不動産の名義を共有にする、という方法もありますが、不動産共有は次のトラブルの元になる、ということでお勧めされていません。
不動産を査定して、不動産の代わりに代償金を支払う代償分割、という方法もありますが、不動産ですので、査定方法の違いで、価値を明確に示すことが難しく、相続人全員が納得することがなかなか難しいようです。
このように、不動産一つで問題がたくさん起きるのです。家を所有している方は沢山いらっしゃいますので、皆さま、トラブルに気を付けなければならない対象になるわけです。

では、遺産相続トラブルの解決法とは?

まずは、【遺言書を書くこと】です。
もちろん、相続が発生する前に、きちんと家族で話し合い、納得済みであれば問題ありませんが、そうでない場合は、遺言書が効果的です。
不動産以外にも、高齢になれば、親の介護をしたから、とか、あの時親から援助を受けていた、など、いくら仲の良い家族でも、揉める要素はたくさん出てきます。
そんな時でも、遺言書は効果を発揮し、相続人を納得させられるのです。

遺産相続の大事なポイント

効果的な遺言書を残しておくと多くの遺産トラブルは予防できます。

もし、お心たりがありましたら、是非、私ども相続の専門家にご相談ください。
トラブルになる前に、的確なアドバイスをさせていただきます。
安心してご相談ください。
お待ち申し上げております。

今週のご相談予約の進捗状況です。
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