相続あるある「心の格差」

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先日の寒波から一転、明るい日差しが気持ちの良い日ですね。
雪が降ったあとは一段と空が澄んで見えます。
このまま陽気なお天気が続くといいですね。

さて、本日は相続でよくある「相続格差」についてお話させていただきます！

まず、相続格差というのは財産分与の不平等による格差や“相続完了後に残る心の格差”のことをさします。
だれが多く貰うかで格差が起きることはもちろんですが、
揉めても揉めなくても、相続によって幸せになったのか不幸せになったのか、そのような「心の格差」はよく起こっているそうです。

財産分与の不平等においては法的な手段で解決することが可能な場合が多いですが、
心の格差については、それまでの家族関係や置かれている状況によって左右されるため根が深い問題です。
揉めた場合は、分割協議で解決できても、それまでの過程により相手への不信感や嫌悪感が強くなってしまいます。
揉めなかった場合は、相続手続きの中でそれまで知らなかった家族の一面を見たり、兄弟姉妹に無神経なことを言われたりなど、心だけがすっきりしないことがあります。
精神的に満たされたかどうかは相続人それぞれで違うためです。

では！
どうやってその心の格差をなくすのかというと…
一番大事なのは「家族とのコミュニケーション」と言われています。

大人になるとそれぞれの生活に追われ、親や兄弟姉妹との連絡は疎かになってしまいます。
しかし、相続は誰にでも訪れる問題です。
可能な限り、日頃から家族同士で声をかけあい、両親の気持ちに寄り添うことで相続格差を少しずつ埋めていくことができます。
そういった日常を築くことで、相続や遺言書についての話題を出しても違和感が減ります。

ぜひ、これをご覧になって家族関係を振り返っていただけると幸いです。
まず一歩踏み出して「元気？」と連絡をしてみませんか？

以上、相続LOUNGE受付スタッフでした。