知っておきたい「争族」事例のご紹介
今年は桜の開花も満開も早かったので、そろそろ見納めですね。
久しぶりにあちらこちらでお花見イベントが開催されて賑やかでしたね。
私も、散り際の桜吹雪やライトアップを楽しむことができました。
皆さまはお花見に行かれましたか?
さて、今日は、相続問題でよくあるケースのお話をさせていただきます。
相続は、『争続』と表されるほど、揉めやすいものです。
どれだけ仲のいい家族・親族であっても、相続をきっかけに関係性が悪くなってしまうケースは少なくありません。
では、具体的にどういうことで揉めるのでしょうか?
わかりやすい事例があれば、想像しやすく、自分と照らし合わせて考えて、もしかしたら問題を事前に回避することができるかもしれません。
そんな、相続問題でよくある、親族間で揉めるケースをいくつか挙げてみたいと思います。
「争族」になってしまうケース(例)
1. 相続財産に不動産がある場合
評価が難しい上に、簡単に平等に分割できないので揉めることが多いです。
具体的には
・売るか売らないかでもめる
・名義は誰にするのかでもめる ケースがあります。
2. 遺産分割の割合で揉める
兄妹の相続分は法律上平等ですが、それぞれの違った成長をするうえで、全くの平等はありえないのですから、
学校や教育、援助、または介護など、被相続人との生前の関係性などによって、それぞれ主張があり、話し合いがまとまらなくなる可能性があります。
3. 遺産に借金がある
借金がある場合、借金も相続することになります。
4. 遺言書の内容が偏っている
遺言書があると、基本的に遺言書通りに相続することになるので、あまりにも特定の相続人に偏っていると、遺留分などで揉めやすくなります。
5. 寄与分で揉める
生前の貢献度に応じて遺産が上乗せされるものなので、他の相続人が認めてくれなければ話が進みません。
6. 家族の財産の使い込み
正当な、介護や身の回りのことにお金がかかったとしても、使途が判るようにしておかないと、疑われることがあるので注意が必要です。
7. 被相続人に子供がいない
配偶者が全て相続できると思われがちですが、親や兄弟姉妹にも相続が発生するので、揉めがちです。
これらの揉め事の中には、早くに対策をすれば回避できる事柄はいくつもあります。
もし、思い当たる心配ごとがありましたら、是非、相続LOUNGEへご相談下さい。
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